前回に引き続き「お茶」についてご紹介します!!
今回は、
~冷え性を予防する~ 血行をよくする中国茶
です。
女性で冷え症に悩まされている方多いんじゃないでしょうか?
そんな方々に是非飲んで頂きたい!!
Tea Name
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金獎肉桂(武夷岩茶)
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Type
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青茶(烏龍茶)
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Producing
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福建省武夷山市
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Virtue
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冷え性、老化防止、リラックス効果
「岩茶」は岩山のミネラル分を沢山吸収するので、非常にパワーに溢れ、古くは難病に効くといわれています。血行をよくする働きがあるので、冷え性の方や、肩こり性の方に効果があり、リラックス効果にも優れています。 |
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一杯のお茶が身体を温めてくれます。 |
■ 身体を温めるお茶
お茶は、実は「冷性」あるいは「涼性」。
つまり身体を冷やす性格があります。
たとえば、バーベキューでお肉を沢山食べた翌朝は、暖かい緑茶を飲むと良いなどといわれるのも、そのような性格をよく表している喩え話です。
ところが、全てのお茶が「冷性」あるいは「涼性」であるわけではありません。
ところが、全てのお茶が「冷性」あるいは「涼性」であるわけではありません。
たとえば、寒い夜に暖かい紅茶を飲むと、身体がほっこりとしてあたたまりますね。
紅茶は「温性」。身体を温める性質を持った飲み物なのです。
同じお茶でも、このように性質が変わるのは、お茶の作り方に原因があるといわれています。
同じお茶でも、このように性質が変わるのは、お茶の作り方に原因があるといわれています。
身体を冷やす性質を持ったお茶は、茶葉を摘んですぐにそのままお茶にしてしまう「不発酵」あるいは「微発酵」のもの。緑茶、白茶、黄茶などがこれにあたります。
一方、身体をあたためてくれるお茶は「半発酵」あるいは「全発酵」。青茶(烏龍茶)や紅茶がこれにあたります(ただし、発酵の軽い青茶は緑茶に近いものもありますので注意が必要です。)。
つまり、茶葉に含まれる「カテキン」を酸化させることで、身体の中から暖めてくれるお茶に変化していくということなのです。
つまり、茶葉に含まれる「カテキン」を酸化させることで、身体の中から暖めてくれるお茶に変化していくということなのです。
■ 金獎肉桂がおすすめ
こんな身体を温めてくれるお茶としてお薦めなのが「武夷岩茶」。
福建省北西部にそびえる岩山で作られる青茶です。
その中でも金獎肉桂は身体を温めるだけではなく、気品ある味わいと濃厚な花の香りがするのが特徴。ですから、アロマ効果も抜群でとてもリラックスできるお茶なのです。
肉桂とはいわゆる「シナモン」のこと。
肉桂とはいわゆる「シナモン」のこと。
どうしてこのような名前になったかというと、このお茶の香りがシナモンのようだったからだと言われています。
しかし、実際の香りはシナモンの香りではなく、甘い金木犀の花のような香りを持つお茶です。むしろ桂花(金木犀の中国語標記)の「桂」から名付けられたというほうがしっくりくるほど、香りの良いお茶なのです。
味わいもしっかりとして、口の中で香りと味わいが混ざり合い、岩茶独特の岩韻とよばれる余韻を楽しむことが出来ます。武夷山の岩からミネラル分をしっかり吸収した肉桂のパワーや香りの良さは清代から知られていました。1940年代になって量産されるようになりましたが、いまだに「奇種」(優良な品種のこと)として岩茶の中でも確固たる地位を築いているお茶です。
味わいもしっかりとして、口の中で香りと味わいが混ざり合い、岩茶独特の岩韻とよばれる余韻を楽しむことが出来ます。武夷山の岩からミネラル分をしっかり吸収した肉桂のパワーや香りの良さは清代から知られていました。1940年代になって量産されるようになりましたが、いまだに「奇種」(優良な品種のこと)として岩茶の中でも確固たる地位を築いているお茶です。
■ 極品肉桂を淹れる
金獎肉桂を淹れる場合には、紫砂(しさ)の茶壷(ちゃふう)がお薦めです。
手のひらにすっぽりと納まるぐらいの茶壷(150cc)と茶葉を5gほど用意します。
まず、茶壷をしっかりと熱湯で温めましょう。
まず、茶壷をしっかりと熱湯で温めましょう。
香りを引きたてるには、できる限り熱い状態で入れるのがコツです。
茶壷を暖めた湯で、あわせて、茶海(ちゃかい)や茶杯を暖めましょう。
温まったら、湯をすてて、熱い内に茶葉を茶壷に入れます。
温まったら、湯をすてて、熱い内に茶葉を茶壷に入れます。
蓋をして茶壷を手にとって茶壷の腹の部分を手の腹で軽く数回叩いて、砕けてしまった小さな茶葉を茶壷の底の中央に集めるようにしましょう。
こんな茶葉のことを茶肝とよびます。苦味や雑味の原因になるので、茶肝を集めた中心部に湯を注がないように気を付けます。
一度蓋をあけて、蓋の裏側の香りなどを楽しんでみてください。
一度蓋をあけて、蓋の裏側の香りなどを楽しんでみてください。
とても素敵な香りを楽しむことが出来ます。
さて、湯を注ぎますが、茶肝を避けて茶壷の口のへりに沿って、ゆっくりと細く湯を注いでいきましょう。
さて、湯を注ぎますが、茶肝を避けて茶壷の口のへりに沿って、ゆっくりと細く湯を注いでいきましょう。
湯はすこしあふれるぐらい。茶葉のアクを流します。
そして蓋をしたら、さらに上から湯を少しかけて、熱い状態を維持します。

雑味が嫌いな方は、茶漉しを使うと良いでしょう。
そして茶海から茶杯へと茶を注いで出来あがり。
まずは、茶杯から立ち上る香りを満喫してみてください。
そして静かに茶をすすります。
肉桂は香りのお茶です。
ですから、空になった茶海の香りも是非楽しんでみてください。それはそれは素晴らしい香りを体験できると思います。
心も身体もぽかぽかとしてくれるお茶で、冷え症をおいしく乗り切りましょう。
是非参考にしてみてください^ ^
ではまた☆
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